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日本の大手鉄鋼メーカー、新日鐵住金株式会社(東京都千代田区)はこのほど、オーストラリアのブルースコープ・スチール(BSL)と共同で、合弁会社「NSブルースコープベトナム」を設立した。14日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。
同合弁会社では、熱処理技術「サーモテック」を施した建材薄板の製造・販売を行う。これに先立ち、新日本製鐵株式会社(新日鉄)とBSLは昨年8月、東南アジア及び米国での建材薄板事業の共同展開を発表。この一環としてシンガポールに折半出資による合弁会社「NSブルースコーププロダクツ」を設立した。
なお、新日鉄は昨年10月、住友金属工業との経営統合を行い、社名を「新日鐵住金株式会社」に変更した。