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南中部クアンナム省ホイアン市人民委員会はこのほど、九州国立博物館(福岡県太宰府市)に対して、同市が所蔵する考古遺物の貸出・公開を承認した。16日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同博物館に貸し出す考古遺物は、ホイアン市クーラオチャム島のバイラン遺跡から出土した考古遺物や、同市グエンティミンカイ通りの民家で発見された肥前陶器など。同博物館は既にホイアン文化遺産保護管理センターとの間で、上記考古遺物の借用手続きを完了させている。
今回の展示を通して、世界遺産としてのホイアン市を広く紹介すると共に、貿易都市として栄えた時代の日本との交易関係なども紹介していくという。