食品用パッケージの企画・製造・販売を手掛ける瀧川化学工業(千葉県船橋市)はベトナムに生産拠点を設立する。具体的には、東南部ビンズオン省の第2ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP2)に現地法人「タキガワ コーポレーション・ベトナム」設立に向け申請の準備をしており、2012年上半期の操業開始を目指している。
投資総額は約15億円。当初80人体制で稼動して、食品用パッケージ製品を本社工場と同様に一貫生産体制で進める方針。初年度は月産100万袋を目指す。その後、設備や人員を増やし、数年後には本社工場と同規模の月産2000万袋程度まで引き上げる計画。