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- 地元政府と市民・企業を繋ぐ生活アプリ
- 行政や生活情報に関する便利機能を搭載
- 今後も駐車場の検索機能などを随時更新
ハノイ市当局28日、市民向けアプリ「アイ・ハノイ(iHanoi)」の正式運用を開始した。同アプリは、地元政府と市民・企業をつなげる役割を果たすツールになると期待されている。
同アプリには、「ハノイ・コネクト(Hanoi Connect)」や「ハノイ・ライフ(Hanoi Life)」など複数の便利な機能が搭載されている。
「ハノイ・コネクト」には、現状レポートや行政手続きのフィードバック、住民登録のサポート機能などが搭載されており、市民・企業と地元政府とのやり取りをより円滑で便利なものにする。
また「ハノイ・ライフ」では、交通や医療、教育、環境、土地使用計画、観光、文化遺産、特産物、伝統工芸村などの情報を閲覧でき、QRコードを用いたトレーサビリティ(商品の生産から消費までの過程追跡)にも対応している。
特に、交通に関する機能では、市民が交通システムの監視カメラにアクセスして、リアルタイムで交通状況を把握することができる。この他、「ハノイ・チャット(Hanoi Chat)」では、市民と市民、市民と企業または官民の間でチャットやビデオコールを行うことが可能。
市は今後、駐車場の検索・予約・オンライン決済や、バス路線検索、電気代支払いなど便利な機能を随時アップデートしていく方針。