(C) nchmf 写真の拡大. |
28日午前9時ごろ南シナ海で発生した台風21号(アジア名:シンラコウ)は、ベトナム現地時間29日午前10時現在、南シナ海を1時間におよそ30kmの速さで西北西へ進んでおり、このままいくと29日夜にもベトナム南中部沿岸地方ビンディン省及び同カインホア省に上陸する見通し。
日本の気象庁の予報によると、台風21号は29日21時の時点で中心気圧990hPa、中心付近の最大風速23m/s、最大瞬間風速35m/s、予報円の半径90kmとなっている。
なお、台風21号はベトナム南中部上陸後、西へ移動し、30日午前にはカンボジアへ抜けて熱帯低気圧となると見られている。
台風21号の影響により、29日夜から30日にかけて、南中部沿岸地方ダナン市から同ビントゥアン省一帯及び南中部高原地方全域で強風を伴う大雨が降る見込み。