ホーチミン市内にある多くのスーパーにはバラエティ豊かなセルフサービス式の惣菜売り場が設けられており、最近これを昼食に買い求める人が増えている。スーパーの近くで働く人の中には「わざわざ出かけなくても十分に美味しい」と毎日弁当を購入する人も多い。清潔で冷房の効いた快適なイートインコーナーで一家揃って昼食を取る家族もいる。
皆が炊事から解放されたいと願う休日の売り上げは平日の10~20%増となる。また、スーパーでは弁当や惣菜だけではなくスナックやデザートも扱っている。いずれの商品も良心的な価格のため、10000ドン(約65円)前後のセットが1日に700~800食も売れるスーパーもある。このような種類の豊富さと価格の手頃さに加えて、衛生面での安全性も売れ行きに大いに貢献している。