(C)町田市立博物館, 瓢形水注(青磁・褐釉・鉄絵) 陳朝(14世紀) |
町田市立博物館(東京都町田市本町田)は、同博物館開館40周年と日越友好年(日越外交関係樹立40周年)を記念して、7月20日(土)から10月14日(月)まで「舛田(ますだ)コレクション−ベトナム陶磁の二千年」展を開催する。
舛田コレクションとは、ベトナム陶磁に魅了された舛田誠二氏が自身のビジネス構築のため、訪越を繰り返した中で収集した総数1400点にも及ぶ日本有数のコレクション。同展覧会では、舛田コレクションから精選した約500点を展示し、紀元前後から18世紀ごろまでの各時代の特色豊かなベトナム陶磁の魅力を紹介する。
また会期は、前期の「高貴なる目覚め」と後期の「海を越えて」の2期に分けられ、それぞれ異なる陶磁器を展示する。なお、今回展示されるものの一部は、今年4月から6月まで九州国立博物館で開催された「大ベトナム展」でも展示されていた。
ベトナム陶磁は、青磁や白磁のほか、染付(白地に青い絵文様の焼物)や赤絵(赤・緑・黄色で彩った焼物)がよく知られている。因みに、ハノイ市周辺を中心に栄えた大越国の陶磁器は、中国の陶磁器に次ぐ長い歴史を持つ。
展覧会概要
会期:2013年7月20日(土)~10月14日(月)
前期:7月20日(土)~9月1日(日)
後期:9月7日(土)~10月14日(月)
休館日:毎週月曜(月曜祝日の場合、翌火曜日休館)、展示替えの期間(9月2日~6日)
開館時間:午前9時~午後4時30分
入場料:一般300円(障害者150円)/中学生以下は無料
主催:町田市立博物館
共催:在日本ベトナム大使館、ベトナム協会