(C) tuoitre:(左から)チャン・タイン、チー・プー、ドン・ニー 写真の拡大. |
米系経済誌フォーブス・アジア(Forbes Asia)は、アジア太平洋地域のデジタル世界を圧巻するセレブリティーたちにスポットライトを当てた「アジアのデジタルスター100人(Asia’s 100 Digital Stars)」リストを公開した。同誌がこのリストを公開したのは初めて。
リストは、ソーシャルメディアで大きな影響力を持つ歌手やバンド、映画・テレビ俳優など100組を選出。選ばれたスターたちは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で世界が困難な時期を経験する中で、ソーシャルメディアの力を利用し、自らの地位と人気を維持しながら、新型コロナウイルス対策などの支援活動にも取り組んできた。
ベトナムからは、チャン・タイン(Tran Thanh)、チー・プー(Chi Pu)、ドン・ニー(Dong Nhi)の3人が選ばれた。
チャン・タインは1987年生まれで、MC、俳優、コメディアンとして活動し、フェイスブック(Facebook)、インスタグラム(Instagram)、ティックトック(TikTok)、ユーチューブ(YouTube)のフォロワーは計2900万人に上る。ユーチューブではベトナム人コメディアンとして初めてチャンネル登録者数100万人を突破し、「金の再生ボタン」を贈られた。
チー・プーは1993年生まれで、女優、モデル、プロデューサー、歌手、MCとして活動。各種ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフォロワーは計1900万人となっている。新型コロナに際しては、5万USD(約520万円)を寄付した。
ドン・ニーは1988年生まれの歌手。インスタグラム、フェイスブック、ティックトックのフォロワーは計1150万人となっている。
日本からは、人気お笑い芸人の渡辺直美が選出された。渡辺直美はインスタグラムで国内最多900万人以上のフォロワーを抱えている。日本からはこのほか、俳優の山崎賢人(崎は立つ崎(たつさき)が正式表記)、モデル・女優の水原希子、アイドルグループの嵐、女優・モデルのローラ、シンガーソングライターの米津玄師もリスト入りした。
「アジアのデジタルスター100人」リストの完全版は、フォーブス英語版サイトで公開されている。