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韓国系シネマコンプレックス最大手CJ CGVベトナム(CJ CGV Vietnam=CGVベトナム)は、ベトナム全国における同シネコンの入場者数が2019年年初から10月17日までで2000万人を突破したことを明らかにした。
CGVベトナムの入場者数は、ベトナムへ進出した2011年に440万人、2015年には1000万人に増えた。今年は10月の時点で2000万人を突破しており、12月末までの通年では2500万人に達する見込みだ。
同社はこれに先立つ8月に、ベトナムで1か所目のシネコンをオープンしてからの累計入場者数が1億人に達したと発表していた。
CGVは現在、ベトナムでシネコン78サイトを展開し、スクリーン数は計457スクリーンと最大のシェアを誇る。ベトナムのシネコンにはCGVのほか、韓国系ロッテシネマ(Lotte Cinema)、地場ギャラクシーシネマ(Galaxy Cinema)、地場BHDスターシネプレックス(BHD Star Cineplex)などがある。
なお、ベトナム市場における2018年の映画の総興行収入は3兆2520億VND(約151億円)、総動員数は4720万人、チケット料金の1枚当たり平均は6万8900VND(約320円)だった。2019年の総興行収入は前年比+24%に達すると見込まれている。