みなさん、こんにちは!
ダナンに転勤しても意識の高い玄人(デブ)を目指す佐井の嫁です。
ダナンと言えば海!
ホーチミンの時とは違ってシーフードが美味しく感じられる今日この頃。
魚が食べたくなると海へ行きます。
我が家は目の前がビーチで、観光客が泳いだりしていますが、バイクで1分ほど行くと遊泳禁止の漁場があります。
1日のうちで5回ほど、浜辺に網を引き上げて漁をしているそうです。
なので、引き上げる時間になると、どこからともなく魚を求めて人々がこの浜辺に集まります。
イカ釣りに使う一寸法師のお椀のような舟に腰を掛け、セリの始まりを待ちます。
すると、どこからともなく 総務のおばちゃん もやってきます。
総務のおばちゃんって私が勝手に呼んでるんですけど、魚が上がると、雑魚を分けたり、重さを量ったり、袋詰めしたり、お金をやりとりしたり、すべてのことを一手に引き受けてます。
このおばちゃんがやってくると、魚が上がってくるまで10分を切ったことがわかります。
地引網をたぐりよせ、たぐりよせ、いよいよ魚と対面です。
そしてここからが総務のおばちゃんの出番。
上がってきた魚を実に手際よく、?魚 ?小魚 ?雑魚 ?ゴミに分けていきます。
よく見るとこの雑魚の中には箱フグもいるようです。
これら売り物にならないものはこの場に放置し、ほったらかし。
お客さんには、私のような一般人からレストラン関係者もいるのでしょうか?
みんな口々に「いくら?」などと聞いていきます。
矢継ぎ早に言われるベトナム語を聞き取れず、毎回その金額を聞き逃してしまう私。
隣の親子連れに「え?今なんぼって言いはった?」ときいている横で、大きな声が。
「それ全部買うでー!」
チョイオーイ!
狙ってたのにーーー!!!
ビニール袋にザザッーと魚が入れられていきます。
「今日は魚」と決めていて、口が「魚」になってしまっているので今更、変更できへんな。
仕方ない、次回夕方まで待つか・・・。
夕方、また浜辺に戻り、総務のおばちゃんに1匹おまけしてもらって、ご機嫌さんに帰っていきました。
利品はコチラ。超新鮮!
帰宅してもまだ魚はバタバタしているので、臆病な私は冷蔵庫に入れてしまいます。
で、これをヌックマム、砂糖、塩に漬け込んだ後、焼いていきます。
焦げやすいので注意せなあかんなー、と思った矢先、2匹は黒焦げ・・・。
(黒焦げについては写真アップなし!)
チョイオーーーイ!
めっさ美味しいーーーやんかーーーい!!!
ベトナムの中心に住んだおかげで、新鮮なお魚にありつける幸せを味わっています。