お泊まり保育では、いつもの仲間と違ったメンバーが一緒になるような5〜6名のグループを作ります。そのグループのメンバーと相談をしながら、2日間を過ごすことがお泊り保育のひとつの大きな目的です。
今年度はコロナの影響で、4月の年度始めに実施する様々な予定が5月中旬にずれ込みました。各行事が後にずれたり、2学期の間にいくつか大きい行事が重なったりと先生方にとって忙しい時期となりました。例年は7月に行っている「お泊まり保育」も今年は12月の始めに移動をしました。11月には運動会があり、年長組にとっても慌ただしくなってしまうのではと多少心配でしたが、今年は新しい企画も組み込み、例年とはまた違った味のお泊まり保育になりました。その内容について紹介をします。
夕食のカレー作り
お泊り保育は1日目午後の登園から始まります。荷物の整理がそれぞれ済んだら、早速夕飯のカレー作りに取り掛かります。エプロン、三角巾を装着し、グループ毎に野菜切りが始まりました。
最後の仕上げはキッチンスタッフに任せましたが、みんなで作った初めてのカレーの出来具合が待ち遠しい気持ちのまま、次の計画へ。
プライベート農園に
今回の目玉となる excursion(遠足)へ。行き先はニャーベーにあるプライベート農園です。5haの土地の一部をオーナーさんが設計改築して、魚釣りやゴルフパター、水上ボート、ツリーハウス(建築中)、菜園があり、素晴らしい体験をすることができます。
今回の体験学習のメインとなるのが、水ヤシの生態系の見学でした。少し細い道を歩いていくと、鉄格子の橋があり、ちょっとドキドキしながら渡ると、水ヤシを間近に観る事ができる川沿いに出ました。小学生以上は実際に川に入って体験ができるようですが、園児達は水ヤシがどうやって生長するかの説明を聴きました。少し難しいかと思いましたが、実際に見ることの大切さを改めて感じる機会となりました。ヤシの実が川の流れにのって、一番適切という場所で止まり、そこに根付く。その止まる場所は川の流れが決めるという自然の神秘を学びました。
本文の続きはこちら → VIETJO LIFE「【第14回】年長組 お泊まり保育2020年度版 」
コラム「子育て奮闘中のパパママにエール!」の一覧はこちら → 「子育て奮闘中のパパママにエール!」
(本記事は、2020年12月21日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)