2023年はフン王の命日(旧暦3月10日)が新暦4月29日(土)に当たることから、南部解放記念日(4月30日(日))とメーデー(5月1日(月))、およびその振替休日で5連休となる。
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大型連休はまだ2か月近く先だが、ホーチミン市の旅行会社の多くが、予定数に達したなどとして国内外のツアー申し込みの受け付けをストップしている。
旅行各社によると、今年は動き出しが早く、テト(旧正月)休暇が明けるとすぐに、4月30日の連休の問い合わせが増えた。
西北部地方の各省、北中部地方トゥアティエン・フエ省、南中部沿岸地方ダナン市、南中部高原地方ラムドン省ダラット市、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島などの人気は変わらないが、北部では、風景が美しく、温和な気候で、花々が咲き乱れる山岳部が特に大きな注目を集めている。海外では、ベトナムと異なる気候帯の日本や韓国、米国、カナダ、台湾などが人気で、オランダのチューリップ祭りなどにも関心が高い。
旅行会社サイゴンツーリスト(Saigontourist)では、すでに予定の70%超の申し込みが集まっており、4月30日の連休には10万人超を取り扱う見通しだ。
ベンタインツーリスト(BenThanh Tourist)では海外ツアーへの申し込みが急増しており、4月30日の連休の観光市場の購買力は前年同期比+30~40%増、より良い体験をとより高額でサービスの質の良いものが選ばれる傾向があるという。同社では、ほとんどのサービスの値上がりからツアー料金を+10~20%上げているが、多くの客が受け入れている。すでに一部のツアーは満員となり、取り扱いを増やすために航空会社や提携企業と交渉中だそうだ。