地場不動産投資企業エンパイア・グループ(Empire Group)は、15日に開催された南中部沿岸地方ダナン市人民委員会との会合で、市内観光サービスの1つとして1階建て及び2階建てオープンバスの導入案を発表した。
同案によると、同社は1階建てオープンバス20台及び2階建てオープンバス10台を導入し、ダナン市内を走る路線(全長38.5km)や同市と世界遺産を擁する南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市を結ぶ路線(全長96.5km)を運行する。同社は8月に複数の路線で試験運行を開始し、2017年には全市で本格的に展開したい考えだ。
ダナン市人民委員会は、同案が実現すれば同市を訪れる観光客の往来需要に対応できるほか、交通渋滞の緩和にも繋がると評価している。同市人民委員会は同市交通運輸局に対して、7月末までに車両モデルやバスターミナルの場所などを調査し、報告するよう指示した。