ベトナム版ギネスブックとして知られるベトナム・ブック・オブ・レコード(Vietkings)は、「観光客を魅了するベトナムの高い山トップ5」を発表した。
同ランキングは、各旅行会社やベトナムの記録保持者コミュニティ、国内外の観光客の評価に基づいてトップ5をランク付けしたもの。
1位は、西北部地方ラオカイ省のファンシーパン山(Fansipan)。同山では2日、同省サパ郡サパ町~ムオンホア谷~ファンシーパン山頂付近を結ぶロープウェイの運行が開始された。このロープウェイは、全長と標高差の2項目で世界一に認定されている。
同ランキングの詳細は以下の通り。
1位:ファンシーパン山(Fansipan、西北部地方ラオカイ省)
標高3143m、インドシナ半島最高峰で「インドシナの屋根」とも呼ばれる。
2位:ホンリン山(Hong Linh、北中部地方ハティン省)
頂上には、13世紀に建設されたフオンティック寺(Chua Huong Tich)や、チャンティエン寺(Chua Chan Tien)、ティエントゥオン寺(Chua Thien Tuong)がある。
3位:バックマー山(Bach Ma、北中部地方トゥアティエン・フエ省)
標高1444m。20世紀にフランス人によって発見された。バックマー国立公園の中に位置する。
4位:ランビアン山(Langbiang、南中部高原地方ラムドン省)
ダラット市から北に12kmの同省ラックズオン(Lac Duong)郡に位置する、標高2167mの山。ランビアンの地域は、2015年に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域に認定された。
5位:チュアチャン山(Chua Chan、東南部地方ドンナイ省)
標高837m。頂上には、20世紀に建設されたブウクアン寺(Chua Buu Quang)がある。