- 1か月前にオープンしたユニークなカフェ
- 山のような外観、洞窟を模した店内
- 洞窟の中のようなデザインがSNSでも話題
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ハノイ市のタイ湖(Ho Tay)のほとりに1か月ほど前にオープンしたユニークな「洞窟カフェ」が、1日に約800人もの客が訪れる話題スポットとなっている。
![]() (C) dantri |
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タイホー区グエンディンティー(Nguyen Dinh Thi)通り41番地にあるカフェは4階建てで、遠くから見るとタイ湖の風景に溶け込む「山」のような外観で、店内は洞窟を模した空間となっており、オープンテラス席もある。店内は活気に溢れ、注文の順番を待つ人々が列を成す。
従業員によると、カフェの施工には約3か月かかり、壁や天井はすべて手作業で仕上げられた。装飾に使用されたセメントの量は、約1000m2の家を建てるのに相当するという。2階と3階は、自然光を取り込む窓を設けつつ、まるで本物の洞窟の中にいるようなデザインとなっている。
カフェの存在をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で知ったというアインさん(女性・1986年生まれ)は、「飲み物の値段は安くはありませんが、タイ湖周辺ということを考えると、妥当な範囲だと思います」と評価する。
ティックトック(TikTok)で知ったというランさん(女性・1993年生まれ)は、「このユニークなデザインのカフェで素敵な写真を撮りたくて、1時間かけてメイクしました。霧雨の中、10kmの道のりを来ましたが、その甲斐がありました」と話した。