- 下宿施設約6万軒が62.9万部屋を供給
- 88.2%は4m2の最低床面積基準満たす
- 11.8%は基準満たさず、約18.5万人が居住
このほど放送されたホーチミン市テレビ局(HTV)の番組「Dan hoi - Chinh quyen tra loi(市民が問い、当局が答える)」で、市民のファン・タイン・トさんから市内の貸し部屋(下宿)の現状について、1人当たり4m2の最低床面積の基準を満たしている下宿は何戸あるのか、との質問があった。
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同市建設局の2024年の調査データによると、約6万軒の下宿施設が62万9000余りの下宿部屋を供給している。このうち約55万5000戸(88.2%)は4m2の基準を満たしているが、7万4000戸(11.8%)は満たしていない。基準未達の下宿は7区・12区・タンフー区の各区と同市直轄トゥードゥック市に集中しており、部屋を借りている人は約18万5000人いる。
建設局はこの問題を解決するため、下宿施設のオーナーに基準の達成に向けて改築や改修を行うよう要請したが、同時に住民の生活に支障をきたさないよう、直ちに解体や閉鎖といった措置を取らないよう求めてもいる。
同局は、オーナーに対する優遇融資や金利引き下げ、電気・水道料金への補助金、優遇税制などの支援策も提案している。