- 印企業が4500人の社員旅行で越訪問
- インドを代表する大富豪も参加
- 年初7か月のインド人旅行者は27万人
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インドの大企業グループが従業員4500人を連れて、ベトナム社員旅行に訪れる。訪問先は、ハノイ市やニンビン省(北部紅河デルタ地方)、クアンニン省(東北部地方)となっている。
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これは、ベトナムの大手旅行会社ベトラベル[VTR](Vietravel)が明らかにしたもので、これだけの大規模なグループ旅行を催行することも、数千人規模のインド人旅行者にサービスを提供するのも、同社にとっては初とのこと。
社員旅行一行は、8月末から9月初めにかけてベトナムに到着予定。客はいずれもインドの大企業グループの従業員たちで、世界各国からの参加となるが、その多くはインド人。社員旅行の予約は2~3か月前に入っていた。
当該企業グループのトップは、インドを代表する大富豪で、この人物も社員旅行に同行するという。ツアーコースによると、社員旅行一行はハノイ市内の有名観光地を巡った後、ニンビン省とハロン湾(クアンニン省)を観光する予定。
インドはベトナム観光業界にとって、潜在的な市場の一つと考えられている。ベトナム国家観光局のデータによると、2024年1月~7月にベトナムを訪問したインド人は27万1000人で、前年同期比で約2.3倍に増えた。