南中部高原地方ラムドン省ダラット市10街区ホアンホアタム(Hoang Hoa Tham)通りの住宅街で6月29日午前2時ごろ、大雨の影響により土砂崩れが発生し、2人が生き埋めになって死亡、5人が負傷した事故で、建設会社社長と工事監理会社の担当者が起訴された。
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起訴されたのは、盛り土の土手の設計・建設を行ったレグエンラムドン建設会社(Le Nguyen Lam Dong)の社長グエン・ウイ・ブー容疑者(男・39歳)と、工事監理会社の担当者ズオン・ベト・フォン容疑者(男・41歳)の2人。2人は刑事法第298条に抵触し、建設規定に違反し甚大な被害を引き起こした容疑で捜査を受けている。
事故当時、現場では3時間にわたり大雨が降り続けており、ホアンホアタム通りの盛り土の土手が突然50m以上にわたって崩れ、周辺の複数の民家を直撃した。土砂崩れの現場は約3000m2に及び、土砂の厚さは3~5mとなった。
この盛り土の土手は約1年前に建設されたもので、全長381m、高さ13.4m。土砂崩れが発生した現場の土地は4世帯が所有している。建設違反だけでなく、公有地だった土地が現在の所有者に違法に割り当てられたという違反なども発見されている。