国際連合(国連)専門機関の国際電気通信連合(ITU)が発表した2020年の「グローバル・サイバーセキュリティ・インデックス(GCI)」のランキングで、ベトナムは世界194か国・地域中25位となり、前年の世界175か国・地域中50位からランクアップした。
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ベトナムは、アジア太平洋地域で7位。東南アジアでは11か国中4位で、シンガポール、マレーシア、インドネシアに次ぐ順位だった。なお、日本は前年の14位から7位に浮上した。
GCIは、◇法、◇技術、◇組織、◇能力構築、◇連携の5つの項目に着目し、各国・地域の防衛能力を評価・ランク付けしたもの。ベトナムは全5項目で改善が見られ、100点中94.59点を獲得。このうち、法と連携は満点の20点を獲得した。
情報通信省は今回の結果について、政府・自治体など各機関・組織の努力が反映されたものと強調。
なお、グエン・スアン・フック前首相は2019年6月、サイバーセキュリティの強化に関する首相指示第14号/2019/CT-TTgを公布しており、この中で、公的機関・組織および国営企業に対して、GCIランキングの順位改善を目指すよう求めていた。