大気汚染で年間1.5兆円損失、GDPの5.6%相当

2020/01/16 14:41 JST配信

 ハノイ市の国民経済大学(NEU)が先般発表した報告によると、ベトナムが2018年に被った大気汚染による損失額は約108億2000万~136億3000万USD(約1兆1700億~1兆4700億円)と推定され、国内総生産(GDP)の4.5~5.6%に相当する。

(C) zing
(C) zing

 同年に約5万人が呼吸器疾患や心臓疾患など大気汚染を原因とする疾患で死亡した。大気汚染による損失額は、大気汚染に起因する死亡の予防・削減に向けた資金の支出を評価した上で算出したもの。

 大気汚染の主な原因として、◇ベトナムの化石燃料に対する依存度が極めて高いこと、◇外資誘致に伴いベトナムが世界各国の汚染物輸出先となっていること、◇技術力が限られており付加価値が低く汚染度の高い産業の構成比率が大きいことが挙げられる。

 大気汚染は年々悪化している。2019年は、大気汚染の程度を示す指標である大気質指数(AQI)が許容水準を上回った日数が前年と比べて増加し、同年12月には全ての観測所でAQIが紫色(200以上:極めて健康に良くない)を示した日もあった。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市人民委員会は、大気汚染の深刻化を受け、市内の農業残渣の野焼きやごみ焼却などの取り締まりを...
 ハノイ市では最近、大気汚染が深刻化している。スイス企業「IQAir」によると、12日午前8時15分時点で、...
 スイス企業「IQAir」によると、ハノイ市では3日午前、大気汚染の程度を示す大気質指数(Air Quality Ind...
 ハノイ市人民委員会は25日、大気汚染対策に関する指示書第19号/CT-UBNDを関連機関宛てに送付した。 ...
 ハノイ市では、大気汚染の程度を示す指標である大気質指数(AQI)が連日、紫色(指数:201~300、極めて健...
 12日朝の大気質モニタリング結果で、ハノイ市をはじめ北部の省・市のほとんどで危険値を意味する紫色を...
 ホーチミン市では14日朝から正午ごろまで市内上空を薄ぼんやりとした煙霧が覆った。大気汚染濃度に関す...
 ハノイ市やホーチミン市などの大都市ではこのところ、空気清浄機や高機能マスクなど粉塵対策用具の需要...

新着ニュース一覧

 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、7月1日(水)から4日(土)まで、「ハノイプラス2026(Han...
 南中部地方ダナン市のホイアン旧市街で多くの店が閉まった後も、チャンフー(Tran Phu)通り、ファンチュ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム系フランス人女性チャン・トー・ガーさんが、ベトナム戦争時に米軍が使用した「エージェント・...
 北部紅河デルタ地方ニンビン省で26日、第2バックマイ病院が開院した。グエン・バン・タン副首相は、同...
 南中部地方ザライ省ホアホイ村(旧ビンディン省フーカット郡)にあるホイバン温泉(Suoi nuoc nong Hoi Va...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
 北部紅河デルタ地方フンイエン省人民委員会はこのほど、同省チャウニン村のコアイチャウゴルフ場・エコ...
 ベトナム人民軍の第5軍区参謀部は25日、南中部地方ダナン市で「無人機大隊」の設立に関する発表式を開...
 米国ナスダック証券取引所に上場する人工知能(AI)搭載ロボットメーカーであるAMCロボティクス(AMC Robo...
 ベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、エンタープラ
 フィリピンのカラバルソン地方カビテ州ノベレタの警察はこのほど、不動産開発を中核とするベトナムの民...
 「かっぱ寿司」などの飲食店の経営を手掛けるカッパ・クリエイト株式会社(神奈川県横浜市)は、ベトナム...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 英国系スタンダード・チャータード銀行(Standard Chartered Bank)の最新レポートによると、2026年1~6...
トップページに戻る