グエン・タン・ズン首相は22日、ベトナム労働組合連合会(労連)との間で会合を開いた。この会合で首相は、2012年のストライキ発生件数を2011年の半数に削減させるよう指示した。23日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
首相は、企業各社が遵守すべき企業コンプライアンスに対する監査を強化し、これに違反する企業を厳格に処分することで、労働者の正当な権利の保護に努めるよう、労連に要請した。更に、昨年急増したストライキ発生件数を半減させるよう指示した。
なお、労働傷病兵社会省の発表によると、昨年11月末時点のストライキ発生件数は857件で、前年の422件の2倍以上に増加した。