ホーチミン市:ベトナム初の幹細胞バンクが開業

2009/02/20 08:37 JST配信

 ベトナムで初めての幹(かん)細胞バンク「メコステム(MekoStem)」が15日、ホーチミン市11区で開業した。幹細胞は分化する能力を保ったまま自己増殖する特別な細胞で、再生医学への利用が可能とされている。同バンクは出産時に産児のへその緒を預かり、その後産児が糖尿病や白血病などの難病にかかった場合の治療に役立てる。

 預かり料は20年間約4000万ドン(約21万円)で、その後は再契約が必要になる。幹細胞は本人の治療だけではなく、他の人の治療に利用することも可能だという。

[Lao dong online, 8:38 AM, 16/02/2009]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 美容整形分野での幹細胞の利用は、ベトナムではまだ許可されていない。しかしそれにもかかわらず、ホー...
 ハノイ市のホアラックハイテクパークで3日、ベトナムにおける幹細胞研究の発展及び応用の促進に関する...

新着ニュース一覧

 ファム・ミン・チン首相はこのほど、CTグループ(CT Group)が提案しているホーチミン市~カントー市(南...
 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は11日、2025年の信頼性の高いロジスティク...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナムと中国の両国当局は10日、国境ゲートを通じた貨物の双方向輸送方式の試行を開始した。期間は20...
 東南部地方ドンナイ省ディンクアン村のスオイコー地区に面するチアン湖では、カンボジアから帰国した越...
 ベトナム国家観光局によると、フーコック国際空港(南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック島)で12月...
 韓国化学素材大手のコーロンインダストリー(Kolon Industries)はこのほど、自動車安全システムを提供す...
 ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)と子会社のPVパワー[POW](PV
 ハノイ市で大気汚染が深刻化している中、多くの家庭が健康を守るため空気清浄機を買い求める動きが強ま...
 ハノイ市トゥオンティン村人民委員会は現在、地場系コングロマリットのビング
 国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、ハノイ市、北部紅河デルタ地方ハイフォン市、ホーチミン...
 ハノイ市交通管制センターは13日に運用が開始され、人工知能(AI)を搭載した監視カメラシステムによる交...
 国際協力銀行(JBIC、東京都千代田区)が発表した日本の製造業企業の海外事業展開の動向に関するアンケー...
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、日本法人のFPTジ
 金属加工や化成品、建設などの事業を手掛ける日創グループ株式会社(福岡県福岡市)は、ベトナムで建築建...
トップページに戻る