ホー・ギア・ズン交通運輸相はこのほど、ホーチミン市ニャーベー郡でソアイザップ川を視察し、大型船舶の受け入れが早期に実現できるよう、交通運輸省はホーチミン市によるソアイザップ川航路のしゅんせつ作業を全面的に支援すると述べた。
同航路のしゅんせつ作業を行っている港湾技術コンサルティング株式会社(ポートコースト)によると、水深7メートルまでをしゅんせつする第1期工事はすでに完了しており、現在1万トン級までの船舶を受け入れているという。水深11~12メートルまでしゅんせつする第2期工事は今年10月または11月に着工し、1年後の完了を予定している。これにより、5万トン級船舶の受け入れが可能となる。
ズン大臣によると、ホーチミン市の輸出入需要に十分応えるためには2本の航路が必要なため、今後既存のロンタウ川航路についてもしゅんせつ作業を進める方針だという。