外国人がらみの麻薬犯罪が増加傾向

2007/12/13 07:42 JST配信

 公安省警察総局によると、ベトナムで外国人がらみの麻薬犯罪が増加傾向にあり、特にラオス、カンボジア、オーストラリア、中国、アメリカ、台湾などの在住者が関与するケースが目立っているという。今年はこれまでに外国関連の麻薬密輸・密売事件が76件摘発され、92人が逮捕されている。

 ベトナムに密輸される麻薬の量は依然として多く、北西部、中国国境、北中部、中部高原地方を舞台にしている場合が多い。密輸される麻薬は主にヘロイン、合成麻薬、アヘンの3種類だが、発見されにくい新種の麻薬も登場しているという。また、密輸・密売組織の手口は年々巧妙化しており、インターネットで交渉を行なったり、検査しづらいものに麻薬を隠したりするケースもあった。

 今年1~11月に警察が全国で摘発した麻薬犯罪件数は8280件で、1万2510人を逮捕した。ヘロインおよびアヘン210キログラム、マリファナ7トン、合成新薬4万錠を押収、またハノイ周辺と北西部でマリファナおよびアヘン畑7000平米を摘発した。

[Thong tan xa Viet Nam, 07/12/2007 -- 9:15 PM]
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