西北部地方ラオカイ省に住む36歳の男性が、喀血(かっけつ)のため病院で内視鏡検査を受けたところ、気管にヒルが寄生しているのが発見された。
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男性はここ2週間ほど、特に日中に声がかれる症状があり、喉頭炎の疑いで薬を処方されたが症状は一向に改善されなかった。そこで23日に108軍隊中央病院で内視鏡検査を受け、ようやく原因が判明したという。
男性の気管から摘出されたヒルはなんと体長15cmで、まだ生きていた。ヒルがどのようにして男性の気管に入り込んだのかは今のところ不明だ。
同病院耳鼻咽喉科の医師は「ヒルが気管に寄生するのは珍しい」とした上で、手遅れになれば気管が塞がったり気管内で出血したりし命の危険にもつながると話した。