- オフショア開発オフィスとして現法設立
- 100%出資「パーソルエクセルベトナム」
- 1月より営業開始、3月14日に開所式
総合人材サービスのパーソルグループのパーソルエクセルHRパートナーズ株式会社(大阪府大阪市)は2024年11月20日、ベトナム国内におけるソフトウェアエンジニアの採用とスキル育成事業を展開するためのオフショア開発オフィスとして、同社100%出資の現地法人「パーソルエクセルベトナム(Persol Excel Vietnam)」をハノイ市に設立した。1月より営業を開始し、3月14日に開所式を執り行う。
(C) パーソルテンプスタッフ |
パーソルエクセルHRパートナーズでは、これまでに電機、自動車、半導体といったメーカー企業などに、200人以上のベトナムのエンジニア人材を提供してきた。
ベトナム現地法人の開設により、需要が高まるソフトウェアエンジニアの採用人数を2028年までに倍増し、ベトナムのソフトウェアエンジニアの活躍の場を広げていく。また、需要が高まる組み込みソフトウェア開発を主軸に、日本での開発請負を強化し、ベトナムへの開発委託規模を広げる。
パーソルエクセルHRパートナーズは、2017年よりベトナムのエンジニアの採用・訪日特定派遣事業を開始した。2022年にはハノイ市のハノイ工科大学(Hanoi University of Science and Technology=HUST)との間で提携を結び、日本語教育と日本での就職支援に取り組んでいる。
一方、採用・訪日特定派遣事業のみでは「派遣先企業からの日本語力の要求レベルに合致する人材が希少なため、増加需要に採用が追いつかない」、「ベトナムに帰国するエンジニアに対して、ベトナム国内での職場提供ができない」といった課題を抱えていたため、これらの解決に向けて、新たにベトナム現地法人を設立することとした。