東京藝術大学とベトナム国立音楽院は、12月24日(月)の19時から、両大学にとって初となるコラボレーションコンサート「VNAM × GEIDAI Collaborative Concert」をハノイ市のベトナム国立音楽院大ホール(77 Hao Nam St., Dong Da Dist., Ha Noi)で開催する。入場は無料、先着順。
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同公演は、文部科学省「大学の世界展開力強化事業―ASEAN地域における大学間交流の推進(タイプB)―」の支援による、アジアの大学間交流を目的としたASEANプロジェクトの一環として行われるもの。日越外交関係樹立45周年記念事業の1つともなっている。
公演に先立ち、12月に約1週間をかけて室内楽レッスンを松原勝也氏(東京藝術大学教授)、村田千佳氏の指導のもとで行う。東京藝術大学とベトナム国立音楽院の教員・学生が各曲でアンサンブルを組むことで、日本とベトナムの音楽状況の共有や国際交流を図る。
プログラムではモーツァルト、ベートーヴェンを中心とした室内楽作品を演奏し、クリスマスイブに室内楽の醍醐味を届ける。
同公演は、ベトナムを代表するヴァイオリニストであるズイ・ブイ・コン(Duy Bui Cong)氏とグエン・チョン・ビン(Nguyen Trong Binh)氏の2人がプロジェクトコーディネーターを務め、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科箕口研究室が制作・マネジメントを手掛けるほか、東京藝術大学とベトナム国立音楽院が主催、国際交流基金ベトナム日本文化交流センターが後援する。
問い合わせは、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科箕口研究室(担当:酒井)まで<電話番号: 050-5525-2725、FAX:03-6846-8685、E-mail:geidai.minolab@gmail.com>。