22日、ハノイ市と中国・江西省南昌市の約1700km区間を結ぶ貨物列車の運行が開始された。同日に初めての列車が南昌市の駅を出発し、東北部地方ランソン省と国境を接する広西チワン族自治区の憑祥市を経由しておよそ5日後にハノイ駅へ到着する予定。
同区間の貨物列車の運行開始により、海路での輸送に比べて時間が15日短縮できるほか、道路での輸送に比べてコストも50%削減できるという。
江西省社会科学研究所によると、新たな鉄道輸送は江西省をはじめとする中国本土と東南アジア間の経済・貿易協力の促進につながると期待されている。