タイ工業連盟(FTI)プラスチック部会のウィーラサク・コシットパイサル氏は、タイのプラスチック企業各社がベトナム、インドネシア、フィリピンへの進出を検討していると明らかにした。31日付DVTが報じた。
2015年に創設が予定されているアセアン経済共同体(AEC)からの収益を見越したもので、当該3か国におけるプラスチック事業の拡大を狙っている。
AECは、2003年のアセアン外相会議で合意された将来構想の一つ。AECは2020年を目標に関税率に加えて、現行の協定・機構を効率化、共通経済空間を実現、資本、熟練労働者の移動自由化など域内経済活動の統合化を図っている。