ハヤトウリ(センナリウリ) は日本であまり馴染みがないかもしれませんが、ベトナムでは副菜やスープによく使われる食材です。ベトナム語ではSu su(スースー)と言います。火が通りやすいので、時間のないときでもぱぱっと調理できてしまうのが、この食材の良いところ。今回は、乾燥小エビを使ったハヤトウリの炒め物のレシピを紹介します。15分もあれば作れるので、とっても簡単ですよ!
材料
ハヤトウリ と小エビの炒め物
(Su su xào tôm khô、スースー サオ トムコー)
<2人前>
・ハヤトウリ(Su su):1個
・乾燥小エビ(tôm khô):適量
・ニンニク(tỏi):3~4片
作り方
(1)乾燥小エビをザルに入れ、流水でざっと洗い、汚れを落とします。
(2)乾燥エビをお湯に入れ柔らかくします(お湯ごと調理に使います)。他の食材を準備している間につけておけば十分です。
(3)皮むきでハヤトウリの皮を剥きます。溝の部分は包丁でV字に切り込みを入れて丁寧に取り除きます。皮を剥くとヌメリが出ますので、手を滑らせないよう気をつけて。
(4)ハヤトウリを丸ごとスライス。それを数枚ずつ重ねて千切りにします。なるべく細く切ると、調理時間を短縮できます。
(5)ニンニクの皮を剥き、包丁の側面を押し付けてつぶしておきます。ニンニクが効いているほうがお好みの場合は、みじん切りにしてください。
(6)フライパンにサラダ油を温め、ニンニクを入れ、香りが立ったらエビをお湯ごと投入します。
(7)ハヤトウリの千切りを入れ、全体が柔らかくなるまで炒めて火を通します。
(8)火が通ったら、味を見ながら塩1~2つまみを加え、お好みの量のコショウ加えて味を調えます。コショウは多めのほうがおいしいです。
あっという間に、完成です!
炒め物なのにさっぱりした味わいで、食欲のない日でも食べられます。エビをお肉など別の食材に置き換えて作ることもできますし、日本で作る場合は、サクラエビを加えるといいかもしれません。粉末スープの素などで味を調えれば、ハヤトウリだけでも十分おいしい炒め物になります。ぜひお試しください。