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- 大型連休も2大空港の利用者数が減少
- ノイバイ空港、前年5連休比▲18%減
- 航空運賃高騰、多くが他の移動手段を利用
4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに伴う4月27日から5月1日までの5連休に、ハノイ市ノイバイ国際空港とホーチミン市タンソンニャット国際空港の利用者数が共に前年比で減少した。大型連休にもかかわらず、2大空港の利用者数が減少するのは稀だ。
ノイバイ国際空港は連休に約2600便と乗客44万人を受け入れ、ピークの日には1日あたり538便と乗客約9万4000人を受け入れた。ただし、今回の連休の利用者数は平日に比べて微増したものの、前年の5連休と比べると▲18%減となり、顕著に減少した。
一方のタンソンニャット国際空港は、4月26日から5月1日までの6日間に約4280便を受け入れた。連休の3日目にあたる4月29日には594便と乗客約9万人を受け入れたが、この数は平日の便数と乗客数すら下回った。なお、平日にあたる4月25日に同空港が受け入れた便数は657便、乗客数は約9万8000人だった。
空港の利用者数が減少した背景には、航空運賃の高騰があるとみられている。路線によっては、平日と比べて運賃が2倍に跳ね上がった。こうした中、多くの人々は、観光や帰省の移動手段として、航空機の代わりに鉄道や個人車両、長距離バスを利用した。