財政省の決定により、10月1日から空港のサービス料が値上げされる。値上げ分は、規定に従って各航空会社が販売するチケット料金に上乗せされることになる。
サービス施設使用料は、国内線を利用する場合、ノイバイ空港やタンソンニャット空港などが6万VND(約309円)から7万VND(約361円)に、フーカット空港やカマウ空港などが5万VND(約258円)から6万VND(約309円)に値上げされる。国際線は現行料金が維持されるが、ノイバイ空港第2旅客ターミナル(T2)を利用する場合だけ、2015年1月1日から25USD(約2730円)が適用される。
検査装置による手荷物検査などの保安サービス料は、国内線が1万VND(約51.5円)、国際線が1.5USD(約164円)。
国内航空各社は、チケット料金が値上がりすることについて、運賃の値上げではなくサービス料の値上げであることを強調している。ベトナム航空局のボー・フイ・クオン副局長も、どの航空会社からも運賃値上げの報告は受けていないことを確認した。