観光総局が発表した、年初7ヶ月間における観光目的での外国人入国者数が前年同期比23%増の200万人超となり、通年目標である350万人達成の可能性が現実的となった。これはこれまでにホイアンやダナンで観光促進イベントを開催してきたことや、タイとの間で逆ハンドル車の相互通行協定を締結するなど積極的な外国人観光客の取り込みを進めている成果が現れてきた形だ。
またベトナム航空もこのほど、ドイツ・フランクフルトへの直行便を開設したのに続き、29日にはホーチミン−名古屋線にも就航しており、今後も一層の観光客増加が見込まれている。ハノイ市観光局によると、年初7ヶ月間に同市を訪れた外国人の中で、韓国人が前年同期比3倍超の8万4,000人と、前年同期比35%増で5万6,000人が訪れた日本人観光客を抜き、国別順位で2位となっている。