ベトナム系米国人フイン・アレクサンドリアは今年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業し、返済不要の奨学金を取得してハーバード大学医学部博士課程に進学する17歳の天才少女だ。同時にエール大学とペンシルベニア大学の博士課程にも在籍するという。
フインは13歳のとき、大学の飛び入学制度でカリフォルニア大ロサンゼルス校に入学し生物学を専攻、ネズミチフス菌が腸管の細胞に及ぼす影響について研究した。彼女は指導教官だったエディス・ポーター教授について、「教室でも実験室でも熱心に指導してくれました。研究のことはもちろん、人としてどう生きるかについても導いてくれました」と感謝の意を表した。
カリフォルニア州ロサンゼルス郡トーランス市に住み、ほとんどの時間を学校と研究室で過ごした。成績・人物共に優秀な者のみが入会資格を与えられる全米大学優等生協会の会員で、同協会の卒業生優秀賞を受賞するなど学業では折り紙付き。
さらに空いた時間にはスケートをしたりピアノを弾いたりして楽しむほか、ボランティア活動にも参加するスーパー少女だ。フインは博士課程で、臨床に応用できる免疫学を専攻し研究を続ける予定だ。