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ホーチミン市タンソンニャット国際空港で、電子身分証明アプリ「VNeID」による国内線搭乗手続きの試行が始まった。空港当局が7日に明らかにした。
「VNeID」は、ICチップ搭載の身分証明書と同等の効力を持つ電子身分証明アカウントで、コロナ禍を契機に普及した。
搭乗手続きでの「VNeID」の利用は任意。利用を希望する場合は、チェックインカウンターや保安検査場などで、ガイダンスに従い手続きを行うことになる。
ベトナム民間航空局(CAAV)のガイダンスによると、空港スタッフがスマートフォンで乗客の「VNeID」のQRコードをスキャンして搭乗に必要な確認作業を行う。また、乗客の行動や荷物などに不審な点があれば、搭乗券などを追加で確認する。
CAAVによると、今回の試験運用は、全国の空港で国内線フライトに限定して実施する。試行期間は6月1日から8月1日まで。