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ホーチミン市熱帯病病院で治療を受けていた国内2人目のサル痘感染者の女性(38歳)が、2週間の治療を経て陰性となり、10月31日午後に退院した。女性の健康状態は良好だという。
ホーチミン市保健局は10月20日午前、国内2人目のサル痘感染者を確認したと明らかにした。女性は9月29日から10月18日までドバイを旅行していたが、10月11日から倦怠感を伴う発熱と吐き気、全身の膿疱などの症状があったという。ドバイからホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した後、10月19日にサル痘への感染がわかった。この女性はドバイで国内1人目の感染者(女性・35歳)と同じ家に滞在し、生活を共にした期間があった。
これに先立つ10月3日午前、ホーチミン市保健局は市内初かつ国内初となるサル痘の感染者を確認したと明らかにした。保健省は3日午後、この感染者はドバイを旅行中に発症し、ベトナムに帰国してからサル痘への感染が確認されたと発表した。1人目の感染者はホーチミン市熱帯病病院で3週間の治療を受け、10月14日に退院した。