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フランクフルト発ホーチミン行きのベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)「VN30便」は6日、乗客の急な体調不良により、アゼルバイジャンの首都バクーにあるヘイダル・アリエフ国際空港に緊急着陸した。
ドイツ国籍のA・Yさん(18歳)は飛行中に健康上の問題が発生。客室乗務員らは、たまたま同便に乗り合わせた医師と看護師(ともにドイツ国籍)の助けを借りて応急処置を施したが、A・Yさんの症状が改善されなかったため、機長が緊急着陸を決めた。
A・Yさんは、ヘイダル・アリエフ国際空港に到着後、病院に救急搬送された。HVNのスタッフが付き添って入院をサポートし、在アゼルバイジャン・ドイツ大使館に連絡した。
なお、同便は所定手続きを済ませると、アゼルバイジャンを後にし、当初の目的地であるホーチミン市タンソンニャット国際空港に向かった。同便は予定より3時間50分遅れて7日午前11時45分ごろ(ベトナム時間)にタンソンニャット空港に到着した。
この他、ベトナム航空では、8日に出発した国内線の2便でも乗客の急な体調不良により、緊急着陸および出発時間が遅れるといったトラブルが発生した。