(C) vovgiaothong 写真の拡大. |
ホーチミン市タンソンニャット国際空港はこのほど、タクシーと配車アプリを介したチャーター車両に対する規定を発表・導入した。
規定によると、運転手は、空港の指定された場所でのみ乗客を乗り降りさせることが可能。車両を降りて客引きをしたり、走行距離が短いことを理由に乗車を拒否したり、運賃の水増し請求などをしてはならない。
乗車を拒否した運転手に対しては、3日間の空港での営業停止処分を科す。同じ違反を犯した場合は7日間の空港での営業停止処分とし、さらに違反を繰り返した場合には空港での営業を禁止する。
メーターを使用せず、乗客と運賃を直接交渉した運転手に対しては、14日間の空港での営業停止処分を科す。同じ違反を犯した場合は30日間の空港での営業停止処分とし、さらに違反を繰り返した場合には空港での営業を禁止する。
メーターを使用せず、運賃を独断で決めた運転手に対しては、14日間の空港での営業停止処分を科す。同じ違反を犯した場合は空港での営業を禁止する。
輸送会社に対しては違反の件数に基づいて処分を科し、度合いによっては空港が輸送会社と締結した契約を解除する。
なお、同市交通運輸局は6月以降、同空港で乗客の送迎に関する違反306件を摘発し、計6億3400万VND(約370万円)の罰金を科した。