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保健省がベトナムワクチン株式会社(VNVC)を通じて英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)から購入した新型コロナウイルスワクチン合計3000万回分のうち131万7500回分が、24日にホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着し、品質検査を経て27日にVNVCから保健省へ引き渡された。
9月1日から27日までにVNVCが輸入したアストラゼネカ製ワクチンは計508万1600回分に上る。過去の受領分を合わせると、3000万回分の購入契約の半数近い約1500万回分を受領したことになる。
保健省によると、ベトナムはこれまでに、VNVCとの契約の他に、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」や政府の二国間援助などを通じて、各社製ワクチン計5000万回分余りを受領している。
ベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、26日までの全国の累計接種回数は3923万2772回分、このうち1回目が3094万6214回分、2回目が828万6558回分となっている。