(C) nld 写真の拡大. |
中国(Sinopharm=中国医薬集団)が製造する新型コロナウイルスワクチン「ベロセル(Vero Cell)」100万回分が27日午前、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
これは、ホーチミン市人民委員会傘下のサイゴン医薬品(Sapharco)が輸入するシノファーム製ワクチン500万回分の最後の輸送分。500万回分は7月31日以降に5回に分けてベトナムに輸送された。
ホーチミン市では25日までに「ベロセル」88万5000回分以上の接種が行われた。
「ベロセル」は、中国では2020年12月に承認され、世界保健機関(WHO)では5月に緊急使用が承認されている。ベトナムでは、保健省が6月に同ワクチンの使用を条件付きで許可した。