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地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)が購入した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬「レムデシビル(Remdesivir)」50万本のうち、第2弾となる5万本超が21日夜、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
これに先立ち、VICは2日に「レムデシビル」50万本をインドから購入し、保健省に寄贈すると発表していた。第1弾となる5万本が8月5日に到着している。
「レムデシビル」は、米食品医薬品局(FDA)が2020年10月に新型コロナ治療薬としての使用を認めた抗ウイルス薬。VICが輸入するのは、インドのシプラ(Cipla)が米ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)とのライセンス契約のもとで製造したもの。