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保健省がベトナムワクチン株式会社(VNVC)を通じて英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)から購入した新型コロナウイルスワクチン合計3000万回分のうち第6弾となる65万9900回分が29日、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
これに先立ち、保健省がアストラゼネカから購入したワクチンの第1弾となる11万7600回分が今年2月24日に、第2弾の28万7600回分が5月25日に、第3弾の58万回分が7月9日に、第4弾の92万1400回分が7月15日に、第5弾の122万8500回分が7月23日に到着しており、今回の第6弾を合わせると、計379万5000回分を受け取ったことになる。
ベトナムは直近6か月で、VNVCとの契約の他に、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」や政府の二国間援助などを通じて、アストラゼネカ製ワクチン約930万回分を受領した。
なお、ベトナムが調達したワクチン全体に占めるアストラゼネカ製の割合は62%を占めている。7月28日までに全国で使用された新型コロナウイルスワクチンは530万回分余り。このうち1回目のワクチン接種を受けた人数が482万5209人、2回目のワクチン接種を終えたのは49万6630人となっている。