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ベトナムにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の防止に寄与するため、日本が無償で追加供与した新型コロナウイルスワクチン合計約100万回分のうち第1弾となる40万回分が2日早朝、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
ワクチンは日本で製造した英アストラゼネカ(AstraZeneca)製。日本からの輸送は全日本空輸株式会社(ANA)が手掛けた。ワクチンを乗せたANAのNH833便は1日夜に成田国際空港を出発した。機材はボーイングB787-8型機で、輸送には米国Csafe社製の温度管理コンテナを使用した。
追加供与の約100万回分のうち、残りは8日にベトナムへ空輸される予定だ。
これに先立つ6月15日、日本政府はベトナム政府とワクチン贈与に関する書簡の交換を行ったが、今回の追加供与はその一部となる。6月16日にベトナムに到着した約100万回分と合わせて、合計約200万回分をベトナムに贈与することになる。