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東北部地方クアンニン省バンドン国際空港では、同空港からの入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな医療隔離措置を7月1日から試行する。
計画によると、ワクチン接種を完了した人、または新型コロナに感染し完治・退院してから12か月以内で、新型コロナ検査で2回の陰性が出ており、さらに抗体検査で陽性の結果が出ている人に対し、入国後の集中隔離期間を7日間に短縮する。対象者は7日間の集中隔離の後、7日間の自宅隔離と、続く14日間の健康観察を実施する。
ワクチン接種を十分に受けていない入国者は14日間の集中隔離と14日間の健康観察を受ける。外務省が定める外交・公務目的の入国者は14日間の自宅隔離を受ける。
また、新たな隔離計画では、ITアプリを利用して隔離の監視も強化する。入国者は、健康申告アプリ「ベトナム・ヘルス・デクラレイション(Vietnam health declaration=VHD)」または「ブルーゾーン(Bluezone)」がダウンロードされたSIMカード入りスマートフォンか電子リストバンドを支給され、隔離期間中は3つの決まった時間帯に顔認識または音声認識を行い、毎日健康申告を行う。
保健当局は6月16日と17日にオンライン会合を実施し、クアンニン省当局に計画の具体的な指示を行う予定。同省で試行した後、全国でも展開する計画だ。