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保健省の9日午後の発表によると、北部紅河デルタ地方ハイズオン省で市中感染による新型コロナウイルス陽性患者1人が新たに見つかった。また、海外から入国した1人も陽性と判明した。
10日午前の発表では新規感染者はいなかった。
これにより、10日午前の時点で国内の累計感染者数は2526人となった。1月28日以降に確認された市中感染は13省・市の計894人で、このうち710人がハイズオン省で確認されている。
市中感染による新規感染者1人は感染者の接触者(F1)としてすでに隔離されていた。
入国者1人はベトナム人で、3月6日にマレーシアから南部メコンデルタ地方カントー市のカントー国際空港に到着し、同地方ティエンザン省で隔離措置を受けていた。
ベトナムでは8日から各地で新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいる。8日と9日の2日間に、ハノイ市、ホーチミン市、ハイズオン省、南中部高原地方ザライ省の4省・市の医療機関5か所で医療従事者522人が英アストラゼネカ(AstraZeneca)製ワクチンの接種を受けた。
いずれも接種後の結果は良好だが、数人に筋肉痛、倦怠感、発熱、頭痛、悪寒、接種部位の痛み・腫れ、吐き気などの副反応が現れたという。