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韓国から帰ってきて南中部沿岸地方ダナン市で隔離されていたベトナム人女性が渡航先のフランスで新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。ハノイ市タックタット郡(huyen Thach That)保健センターが明らかにした。
この女性は同郡ビンフー村(xa Binh Phu)在住のD・Qさん25歳。Qさんは3日にフランスに渡り、新型コロナの検査を受け、8日に出た結果で陽性となった。これ以前にQさんは、5月25日に韓国から帰国してダナンで隔離措置を受けた。この間に受けた2度の検査結果では陰性だったという。
Qさんは8月中にハノイ市ホアンキエム区リートゥオンキエット通り(duong Ly Thuong Kiet)83B番地にあるビルでビザの手続きを行ったほか、ホアンキエム区ハイバーチュン通り(duong Hai Ba Trung)84番地にある歯科クリニックで、数回にわたって歯の矯正治療を受けている。
Qさんはその後、9月3日にタクシーでノイバイ国際空港に向かい、ドーハ経由でフランスに到着。現地で受けた新型コロナ検査で陽性判定となった。
当局は既にQさんの濃厚接触者(F1)12人を特定し、検体を採取した上で自宅隔離措置をとっている。なお、F2(F1の接触者)まで広げると、その数は120人余りとなる。