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ベトナムから成田国際空港に到着した際に受けた新型コロナウイルス検査で陽性だった日本人男性N・Mさん(75歳)は、その後のPCR検査で2回陰性となり、隔離が解除され日本国内の自宅に戻ったことがわかった。
Nさんが務める会社のある南中部高原地方ラムドン省のグエン・ドゥック・トゥアン保健局長が、会社からの情報として9日午後に明らかにした。
これに先立ち、Nさんは7月31日にラムドン省リエンクオン国際空港からベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のVN7385便でホーチミン市タンソンニャット国際空港に移動し、同日夜に成田行きの便に搭乗した。
Nさんは無症状だったが、成田到着時の検査で陽性となり、入国後そのまま隔離施設に移った。Nさんは陽性判定を受けるとすぐに、現地当局へ報告し感染防止対策を講じるようベトナム側の社員に連絡するなど、迅速な対応を取っていた。
なお、帰国前に男性との接触があった社員24人および1世帯(4人)は寮などで隔離措置を受けたが、検査の結果はいずれも陰性だったという。ただし、同省は引き続き省内の感染状況を確認し、感染防止対策を講じていく方針だ。