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保健省の7日午後6時と8日午前6時の発表によると、ベトナム国内で新たに計39人が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。海外からの入国者4人を除き、いずれも南中部沿岸地方ダナン市から広がった市中感染に関連する。
8日午前6時の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は789人、死者数は10人となっている。ベトナムでは7月31日に新型コロナによる国内初の死者が出た。
7日夜に感染が発表されたのは34人。このうち22人がダナン市、8人が南中部沿岸地方クアンナム省、1人がハノイ市、1人が北部紅河デルタ地方ハイズオン省で感染が確認された。
残る2人は海外からの入国者。1人はフィリピン国籍で、フィリピンから香港経由でホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した後、隔離されていた。もう1人は7月28日にカタールから東南部地方バリア・ブンタウ省のブンタウ港に入港したガス運搬船の乗組員で、船内で隔離措置を受けていた。
8日朝に感染が発表されたのは5人で、南中部沿岸地方クアンガイ省が2人とハノイ市が1人、海外からの入国者が2人。海外からの入国者の2人は8月5日にメキシコから日本経由で南中部沿岸地方カインホア省のカムラン国際空港に到着した後、隔離されていた。