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中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が韓国でも拡大し、航空需要が急減していることを受け、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は3月5日よりベトナム~韓国間の全路線の運航を一時停止すると発表した。
3日と4日の両日には、ソウル(仁川(インチョン)国際空港)と釜山(プサン)(金海(キメ)国際空港)を出発する航空機5機が、本来の目的地であるハノイ市とホーチミン市には着陸せず、◇バンドン国際空港(東北部地方クアンニン省)、◇フーカット空港(南中部沿岸地方ビンディン省)、◇カントー国際空港(南部メコンデルタ地方カントー市)のいずれかに着陸する。
新型コロナウイルス感染症の流行が終息すれば、各路線の運航を再開する。
なお、ベトナム政府はこれに先立ち韓国人に対するビザ免除措置を一時停止することを決定した。これにより、韓国人は2月29日0時以降、ベトナムへの入国にビザが必要となっている。