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1月30日の午前5時30分ごろ、ホーチミン市フーニュアン区ホンハー(Hong Ha)通りでメルセデス車とバイクによる事故が発生した。この事故で、グラブバイクの運転手が死亡。客として乗っていたキャビンアテンダント(客室乗務員)の女性が重傷を負った。
死亡したのは、フーニュアン区在住のL・M・Tさん(男性、64歳)で、N・T・B・Hさん(30歳)を乗せてタンソンニャット国際空港に向かう途中にメルセデス車と衝突。バイクに乗っていた2人は地面に全身を強く打ち付けた。一方のメルセデス車もコントロールを失って街路樹に激突し、フロント部分が大破した。
目撃者によると、事故を起こしたメルセデス車の運転手に怪我はなかったが、酔った様子がうかがえたとのこと。その後、運転手は同乗していた4人の女性とともに車を置いたまま事故現場から逃走した。
バイクに乗っていて負傷した2人は、病院に緊急搬送されたが、グラブバイク運転手の男性が死亡。客で客室乗務員の女性は骨盤と足の骨を折る重傷を負った。
フーニュアン区警察は1日、メルセデス車を運転していたグエン・チャン・ホアン・フォン容疑者(男・32歳)の身柄を確保した。運転時に男は他人の人民証明書と運転免許証を使っていたほか、麻薬検査でも陽性の結果が出ている。
警察は引き続き詳しく捜査を進めている。